
こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
近年、ChatGPTをはじめとしたAI技術の進化がめざましく、「もうWebデザイナーって必要なくなるんじゃないの?」といった声を耳にすることも増えてきました。
特に画像生成AIやコード補完ツールがどんどん登場し、「デザインもコーディングもAIがやる時代になるのでは?」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし結論から言うと、Webデザイナーは決してオワコンではありません。
むしろ“求められ方が変わってきている”のです。
- なぜ「Webデザイナー=オワコン」と言われるのか?
- 実際、AIで代替できる仕事・できない仕事は何か?
- 今後Webデザイナーが身につけるべきスキルとは?
という3つの視点から、AI時代におけるWebデザイナーの価値について、プロの目線で解説していきます。
なぜ「Webデザイナー=オワコン」と言われるのか?

AIの進化と自動化の加速
デザインの世界でもAIの進化が加速しています。MidjourneyやAdobe Firefly、CanvaのAI機能など、画像生成やデザイン補助が驚くほど高精度になっています。ChatGPTのような文章生成AIも、キャッチコピーや構成案を瞬時に提案してくれます。
また、ノーコードツール(STUDIOやWebflowなど)も発展し、ある程度のWebサイトであれば、専門知識がなくても作れる時代に。このような背景から、「もう人間がデザインしなくてもいいのでは?」という風潮が出てきているのです。
クラウドソーシングの普及による価格競争
ココナラやクラウドワークスなど、誰でも仕事を依頼・受注できるサービスが浸透し、「とにかく安く・早く」仕上げたいというニーズが高まっています。その結果、プロのWebデザイナーも単価競争に巻き込まれがちになり、「食えない仕事」「AIで代替できる」と思われやすくなっているのです。
テンプレートデザインの量産化
多くの企業や個人が、WixやWordPressテーマなどで簡単にデザイン性の高いサイトを作れるようになり、「オリジナリティ」や「ユーザー視点での設計」を追求しない限り、AIやテンプレートに埋もれてしまう危険性があるのも事実です。
それでもWebデザイナーが必要な理由

課題発見力・提案力はAIでは不可能
AIは与えられた指示に基づいて動くツールであり、本質的な課題の発見や、目的に応じた最適な構成提案は苦手です。
たとえば「お問い合わせを増やしたい」というクライアントに対して、業種・ターゲットに応じたCTA(行動喚起)の配置や導線設計を提案できるのは、やはり人間のWebデザイナーです。現場での経験やヒアリング力、直感的な判断はAIにはまだ難しい領域です。
ブランドを“共に育てる”パートナーとしての存在
Webサイトは作って終わりではなく、運用しながら育てていくものです。
- 事業の方向性が変わった
- ターゲット層が若年層からシニア層へ変化した
- SNSとの連携や広告施策を加えたい
といったニーズに合わせて柔軟に対応し、共にブランドを育てていく伴走者としての役割は、今後ますます重要になります。
AIを使いこなす“人間”が必要
AIはあくまでツールです。使い方次第で、武器にもなれば、ただの時間短縮マシンにもなります。
たとえばAIにロゴ案を出してもらっても、その中から「なぜこれが良いのか?」「競合とどう差別化できるのか?」をクライアントに説明できるのは、人間のWebデザイナーです。AIと競うのではなく、活用して価値を高める人が今後求められます。
これからのWebデザイナーに求められるスキル

- マーケティング・SEOの知識
デザインは「美しさ」だけでなく「成果」を生む必要があります。Googleの検索意図やCVポイントを意識した設計ができるWeb制作者は、AI時代でも重宝されます。 - UI/UX設計のスキル
ユーザーにとって「使いやすい・わかりやすい」導線設計ができることが重要です。離脱ポイントやエラー率など、数字で判断できる力も強みになります。 - クライアントとのコミュニケーション力
AIでは代替できない“人と人との信頼関係”が、仕事の継続や紹介に繋がります。提案・説明・傾聴といった「対人スキル」は今後さらに差別化要因に。 - AIツールを使いこなすリテラシー
ChatGPTや画像生成AIを使い、スピードや発想力を高める。自分のクリエイティブの引き出しを拡張するツールとして活用することで、クオリティも工数も圧倒的に向上します。 - ビジネス全体を俯瞰する視点
「Web制作の目的はなにか?」「ゴールは何か?」を意識して、集客・売上などクライアントの成果に繋がる提案ができるWebデザイナーが今後生き残ります。
まとめ

Webデザイナーという仕事は、AIの登場によって「終わる職業」ではありません。
むしろ、AI時代にふさわしい“新しい役割”が求められているのです!
単なる装飾ではなく、ビジネス成果に貢献する提案ができるWebデザイナーは、今後ますます重宝されていくはずです。
不安になる気持ちはよく分かります。
私自身もこの時代の流れに直面し、「自分の仕事は今後どうなっていくんだろう…」と考える日もありました。
でも、だからこそ、変化に柔軟に対応し、自分自身をアップデートし続けることが大切だと思っています。
これからWebデザイナーを目指す方、現在Web制作に携わっているけど将来が不安な方へ。
AIと“敵対”するのではなく、“共に歩む”姿勢で、時代に合ったスキルとマインドを身につけていきましょう。
Webデザインの可能性は、まだまだこれからです!













