AI・Web制作 約3分で読めます

一人のWebデザイナーがAIを使ったら制作費はどう変わったか

AI導入前と後で、Webデザイナーの制作費・作業時間・クオリティはどう変わったのか。satokotadesignが実体験をもとにリアルな数字と変化をお伝えします。

小瀧 賢
小瀧 賢(Satoshi Kotaki) AI WEB DESIGNER / satokotadesign

「AIを使えば制作費が安くなるんですか?」

お客様からこう聞かれることが増えました。答えは単純ではありません。AIの導入で確かに「速くなった作業」がある一方、「品質が上がったぶん、むしろ時間をかけるようになった」部分もあります。

この記事では、一人のWebデザイナーとしてAIを本格導入した私(satokotadesign)が、制作費・作業時間・クオリティについてリアルな変化をお伝えします。

AI導入前と後:大きく変わった3つの工程

① コピーライティング

導入前:1サイト分のコピー作成に丸1〜2日かかることも。キャッチコピー・サービス説明・会社の強みの言語化は、ヒアリング→熟考→修正のループで非常に時間がかかっていました。

導入後:AIがヒアリング内容をもとに10〜20パターンの候補を数秒で出力。私がその中から選び・磨く工程に変わり、作業時間は3分の1以下に短縮されました。クオリティも「たたき台の数が多いぶん、良い案を選べる」ので向上しています。

② コーディング

導入前:アニメーションや複雑なレイアウトの実装は「調べながら書く」ため、1つの機能に数時間かかることがありました。

導入後:やりたいことをAIに説明すると動くコードが数分で出てきます。細部の調整は必要ですが、実装スピードは2〜4倍に向上。その分、動作確認や品質チェックに時間をかけられるようになりました。

③ 企画・提案書作成

導入前:競合調査・サイト構成案・提案書の作成に丸1日かかることも。

導入後:AIが競合分析の骨格・サイト構成のたたき台・提案書の草案を30〜60分で出力。私がカスタマイズして完成させます。作業時間が半分〜3分の1に短縮されています。

では制作費は安くなったのか?

正直に言います。「安くした部分」と「品質に還元した部分」があります。

時間短縮によって生まれた余裕は、大きく2つに振り分けています。

  • 小規模案件(名刺サイト・LP等):制作費を抑えつつ、以前と同等かそれ以上の品質でお届けできるようになりました。AIによる効率化の恩恵をそのまま価格に反映しています。
  • 中〜大規模案件(コーポレートサイト・SEO対策込み):浮いた時間をSEO調査・AI検索対策・コンテンツ設計に充てています。制作費は大きく変わりませんが、提供できる価値の総量が増えています。

AIにできないこと:変わらない価値

AIを使い込むほど、「人間にしかできないこと」の価値が明確になると感じています。

  • お客様のビジネスを深く理解して戦略を立てること
  • 浜松・静岡西部という地域特性を踏まえた提案
  • 製造業特有の商習慣・ターゲットへの理解
  • 「このデザインがこのお客様に合うか」という感性的な判断
  • お客様との信頼関係を築くコミュニケーション

AIはあくまで道具です。それを使いこなしながら、地域・業界・お客様固有の課題を解決するのが私の仕事だと考えています。

まとめ

AIの導入でWeb制作の現場は確実に変わりました。ただし「AIがサイトを作る時代」にはなっていません。AIを道具として使いこなすデザイナーが、より高い価値を、より効率よくお届けできる時代になっています。

「AI×Web制作でどんなことができるか、もっと詳しく聞きたい」という方は、お気軽にご相談ください。浜松・静岡西部の中小企業・製造業の方のご連絡をお待ちしています。

小瀧 賢
小瀧 賢(Satoshi Kotaki)
AI WEB DESIGNER / satokotadesign

静岡県西部・浜松市を拠点に活動するWebデザイナー。デザイン歴9年・制作実績100件以上。AI×Web制作のコンセプトのもと、製造業・中小企業のホームページ制作・SEO対策・AI検索最適化を一気通貫で対応。