「ホームページはあるんですが、Web経由の問い合わせはほぼゼロなんです」
製造業のお客様からこのお話をうかがうことが非常に多いです。ところが実際にサイトを拝見すると、問い合わせが来ない理由がすぐに見えてきます。製造業のホームページには、業種特有の「問い合わせが来にくい構造」があるのです。
この記事では、製造業のホームページに問い合わせが来ない5つの典型的な理由と、その対策を解説します。
理由① 技術の説明が専門的すぎてお客様に伝わっていない
製造業の方は自社技術を誇りに思っているからこそ、専門用語・スペック・工程の詳細をホームページに書きがちです。しかし、問い合わせをしてくる発注担当者は「その技術で自分の課題が解決できるか」を知りたいのです。
対策:技術の説明より「どんな課題を解決できるか」「どんな部品・製品が作れるか」を前面に出す。「こんなお悩みはありませんか?」という問いかけからページを始めると、共感を得やすくなります。
理由② 対応範囲・対応ロットが書いていない
発注担当者がホームページを見て最初に確認したいのは「うちの案件を受けてもらえるか」です。最小ロット・最大サイズ・対応素材・納期目安などの基本情報が書いていないと、「わからないから別の会社にしよう」となってしまいます。
対策:サービスページに対応スペック・ロット・素材・業種を具体的に記載する。「こんな案件を得意としています」という事例とセットで掲載するとさらに効果的です。
理由③ 制作実績・加工事例が少ない・古い
BtoBの発注では「この会社は本当にできるのか」という信頼確認が必須です。制作実績や加工事例が少なかったり、掲載されているのが10年前の案件だったりすると、「今もちゃんと動いている会社なのか?」という不安を与えます。
対策:最近の実績を定期的に追加する。写真が難しければ概要テキストだけでも構いません。「〇〇業種向け、素材〇〇、数量〇〇」という形で簡潔に紹介するだけでも信頼性は大きく向上します。
理由④ 問い合わせの心理的ハードルが高い
「問い合わせ」というボタンを押すことへの心理的ハードルは思った以上に高いです。「電話で営業をかけられるのでは?」「すぐに返答できない質問だったらどうしよう?」という不安が、問い合わせを躊躇させます。
対策:
- 「まずはお気軽にご相談ください」「返信は〇営業日以内」と明記する
- メール問い合わせフォームに「見積もりだけ知りたい」「資料請求のみ」など選択肢を設ける
- 「よくある質問」でよくある懸念に事前に答えておく
理由⑤ そもそもサイトへのアクセス数が少ない
問い合わせフォームが最適化されていても、月間アクセスが数十件では問い合わせはほとんど来ません。BtoBの製造業サイトの場合、月300〜500件のアクセスがあれば月1〜2件の問い合わせが期待できます。
対策:
- 地域名+業種+サービス名のキーワードでSEO対策を行う
- Googleビジネスプロフィールを整備してマップ検索で見つかるようにする
- 業界ポータルサイト・製造業マッチングサイトへの登録を検討する
まとめ:まず「診断」から始めよう
問い合わせが来ない理由を特定するには、まず現状を正確に把握することが大切です。Googleアナリティクス・サーチコンソールで現在の訪問数・流入キーワード・離脱率を確認し、問題の所在を絞り込みましょう。
satokotadesignでは、製造業・中小企業のホームページを無料で診断し、問い合わせが来ない原因と改善策をレポートでお伝えしています。浜松市・静岡西部のお客様は特にお気軽にご相談ください。