input type="color"で簡単にカラーピッカーを実装する方法【HTML入門】
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こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
今回はHTMLの input type="color" を使って、簡単にカラーピッカーUIを実装する方法をご紹介します!

「ユーザーに色を選んでもらいたいけど、難しいJavaScriptは避けたい」
そんな時にこのタグはとても便利です。ブラウザ標準のカラーピッカーを手軽に使えるので、フォームのUI向上に役立ちます。


1. カラーピッカーとは?

カラーピッカーは、ユーザーが直感的に「色を選べる」UIコンポーネントです。
画像編集ソフトやデザインアプリではおなじみのこの機能が、HTMLだけで実現できます。

フォーム内にカラーピッカーがあることで、以下のような場面に活用できます。

  • ユーザーにテーマカラーを選ばせたいとき
  • プロフィール設定で好きな色を選ばせる
  • サイトの配色をカスタマイズ可能にする

2. 基本的な使い方

input type="color" を使えば、1行で色選択UIを表示できます。

See the Pen
Untitled
by 小瀧賢 (@ekwwawpb-the-styleful)
on CodePen.


これだけで、各ブラウザに標準搭載されているカラーピッカーが表示されます。
色を選ぶと、16進数のカラーコード(例:#ff0000)がvalueとして取得されます。


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3. 初期値を設定する

初期値(デフォルトカラー)を設定したいときは、value属性を使います。

 <input type="color" value="#00aaff"> 

このようにすると、カラーピッカーが開いたときに 水色 (#00aaff) が初期選択されます。


4. JavaScriptと組み合わせて動的に色を反映する

カラーピッカーで選んだ色をリアルタイムで要素に反映するには、JavaScriptを使うと便利です。

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by 小瀧賢 (@ekwwawpb-the-styleful)
on CodePen.


この例では、選んだ色が画面の背景色とテキストにリアルタイムで反映されます。


5. デザインカスタマイズの注意点

input type="color" はブラウザによって見た目が異なるため、デザインの統一は難しいです。
カスタマイズできる部分も限られますが、widthやheightなどの基本的なCSSプロパティは適用可能です。

input[type="color"] { 
 width: 50px; 
 height: 50px; 
 border: none; 
 padding: 0; 
} 

ただし、完全に自作のデザインにしたい場合はJavaScriptベースのカラーピッカーライブラリ(例:Pickrなど)を検討すると良いでしょう。


6. 対応ブラウザ

主要ブラウザ(Chrome・Safari・Edge・Firefox)はすべて対応しています。
ただし、古いIEなどではサポートされていないため、フォールバックを考慮する必要があります。

フォールバック例
JavaScriptで通常のテキストボックスと連携させたり、互換性のあるカラーピッカーライブラリを使うなどの対策が可能です。


まとめ

input type="color" は、HTMLだけで使える便利なカラーピッカーUIです。
シンプルながらも、フォームのUX向上やユーザー体験のカスタマイズに役立ちます。

  • HTMLだけで簡単に色選択を実現
  • JavaScriptと組み合わせると動的なUIに
  • 対応ブラウザに注意し、必要に応じてフォールバックを検討

Web制作に取り入れることで、よりインタラクティブなサイトづくりが可能になります。
静岡県浜松市でWeb制作を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

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