こんにちは、静岡県浜松市でフリーのWEBデザイナーをしています。こたです。
突然ですが、WEBデザイナーの皆さんをはじめ、デザイナーの皆さんはデザインを作成した後に、元データを無償でクライアントに渡してはいませんか?
それは非常に勿体無いです!!
「どうせ次に繋がるかわからないし…」
「一度作ったデザインだから、もういいかな」
このような軽い気持ちでデザインデータを渡してしまうことはありませんか?
デザインは我が子と同じ
私はデザインを作るときに多くの時間を割くようにしています。
なぜなら、デザインで全てが決まるからです。
- 売上
- クライアントの目標達成
- ユーザーの印象
- デザイナーの技量
などなど挙げればキリがありません。
特にクライアントの売上に直結するのがデザインになります。
その売上を上げるために、どのようなデザインにするかの試行錯誤があると思います。
例えばこのような工夫もあります。
・配色を信頼感を高めるために青色を多く使用し、黒を使ってスタイリッシュかつ高級感も出そう
・ページ下部にお問合せボタンを置いて、ユーザーが迷わずにボタンを押せるようにしよう
デザインとは、そのような試行錯誤のノウハウが詰まっているものとなり、立派な知的財産とも言えます。
料理で例えるとすると、レストランのシェフのレシピも試行錯誤のノウハウが詰まった大切な知的財産ですよね。
その秘伝のレシピを無償でお客様にお渡しすることは絶対にありません。
まさに我が子と同じくらい大切な宝物なのです。
デザインデータを渡す場合は有償で渡そう
では、何がなんでもデータは渡さない!ということが可能でしょうか?
結論、それは難しいです。
なぜなら、デザインは横展開する可能性があるからです。
例えばサイトのデザインを作ったが、パンフレットのデザインもサイトと統一化させたい。
など、企業のブランド戦略としてデザインを統一化させることがあり、そこでデザインのデータが必要になります。
その場合は、必ず有償で交渉しましょう。
でも、「お得意様だから無償で渡した方が、次の仕事もくれるかも」と無償で渡したくなる気持ちも分かります。
もし無償で渡した場合はどうなるでしょう?
大きく二つが考えられます。
- 次に繋がるビジネスチャンスを逃す
- デザインが知らないところで流用されている
1、次に繋がるビジネスチャンスを逃す
先ほど、次に繋がるような仕事がもらえるかもしれないと記述しました。
確かに、他の案件でまた自分に紹介してくれるかもしれません。
でもそれはデータを無償であろうが有償であろうが、自分のスキル・技量があれば関係ないことなのです。
フリーにとって仕事は特にスキルを求められているため、技術さえあれば次も必要としてくれるはずです。
逆に、有償で渡す交渉をすることで「それならパンフレットのデザインもお願いしようかな」と横展開した案件を紹介していただける可能性もあります。
また、デザイナーとして信念を持ってデザインを制作してしているとアピールもできると思います。
2、デザインが知らないところで流用されている
これが1番恐ろしいことですよね。考えただけでゾッとします。
無償で渡すということは、デザインの権利も無償で提供しているとクライアントに捉えられてしまいます。
実際は制作者に著作権などはあります。
ただ、それでもデザインは知らないところで使用されるとこちら側では判断できませんし、追うこともできません。
なので、法的にどうこうすることも難しいかもしれません。
一度手放したものは帰って来ませんので、今一度慎重に考えて渡したほうが得策です。
まとめ
デザインデータを渡すときには必ず交渉しましょう。
はい、分かりましたと素直に渡してしまうとメリットよりも、デメリットの方が多くなります。
気持ちの問題ではありますが、やはり自分のデータも貴重な作品です。
自分が納得せずに渡すと後々モヤモヤした気持ちがずっと残ってきます。
有償で交渉することは悪いことではないので、胸を張っていきましょう!
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