
こんにちは!静岡県浜松市でホームページ制作をしているフリーランスWEBデザイナーのこたです。
僕は未経験からWeb制作会社に就職して、Webデザイナーをしていたのですが、Web制作会社あるあるで「業界用語」があることに驚きました。
最初は全く意味がわからず、「え?何のことだろう?」と毎回用語をググってました。
今回、Web制作で使用する「業界用語」についてまとめてみましたので、もしわからない用語があったら参考になれば嬉しいです。
Web制作の業界用語
カーニング
文字と文字の余白を揃えることです。
文字間の余白を揃えることで、読みやすく、美しくします。
Webサイトだけでなく、美しい文字組と要求されるDTP業界でも使用します。
アタリ
デザイン制作する上で、一時的に使用する画像(ダミー画像)のことです。
本物の素材を提供してもらうまでのダミーを入れておくことを言います。
トーン&マナー
デザインの色味や雰囲気、フォントに一貫性を持たせることです。
「トンマナ」とも呼ばれています。
あしらい
デザインの装飾、ディティールのことです。
「注目させたい」「演出したい」「強調したい」ときに使用します。
あしらいを入れることで統一感や雰囲気など凝った感じが出ます。
ペラ
複数ページのものではなく、一枚の用紙でできているWebページまたは印刷物のことです。
Web制作ではよく「ペライチ」といいます。
金赤(キンアカ)
金赤とは、CMYKで指定する場合、マゼンタ100%・イエロー100%で表現される「赤」のことを言います。
Web制作ではRGBを使用しますが、業界用語として現場で使われることが多いです。
印刷で赤いに使用されているインキがブロンズの輝きを生み出す性質があるらしく、金と赤という字がその特色名に使われているそうです。
ルビ
漢字のふりがな用の小さい文字。
「ルビを振る」は「漢字に振り仮名用の活字をつける」という意味になります。
ベタ
インキ濃度が100%の色、または100%同士の掛け合わせによる色での印刷のことです。
トンボ
印刷物を作成する際に、仕上がりサイズの角と辺の中央に配置する目印のことです。
白ヌキ
画像または色のついた背景の上にある文字や装飾が白である状態のことです。
イキ
校正用語で「そのまま」や「いかします」という意味で使われるのが「イキ」です。
修正指示などで多く使われます。
トルツメ
校正用語で不要な文字・記号などを削除し、その後を詰めるという意味です。
逆に詰めない場合は「トルママ」などといいます。
カンプ
デザインの完成見本のことです。
正式名称はコンプリヘンシブレイアウト (comprehensive layout)
ラフ
デザインのレイアウトイメージを簡単な下書きとして描いたもののことです。
マージン
「グループを分けるための余白」のことを言います。
「余白」でデザインの印象は大きく変わるので、とても重要な要素です。
赤入れ
赤入れとは、修正指示を書くことです。
修正指示を赤色インクのペンで書くことが多いので、このような呼び方になったそう。
カラム
Webデザインではレイアウト、段組みの意味になります。
レイアウトの列の数によって2カラム、3カラムというように表現します。
ベクター
どれだけ縮小、拡大、変形しても品質が保たれ劣化することがない描画形式のことです。
Illustratorでよく使われます。
まとめ
Web制作の業界用語についてご紹介しましたが、みなさんはいくつ分かりましたか?
なかなか聞かない用語もあったと思いますが、Web制作会社ではよく使用される用語なので、これからWebデザイナーを目指す方に予習しておいてもらいたいです。