こんにちは！静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
最近、Webデザインのトレンドとして「視覚的な余韻を感じさせるアニメーション」が注目されています。
その中でも、“文字がジワッとにじむ”ような表現は、静かな印象の中に印象的な動きを加えられる人気の手法です。
たとえば、スクロールに合わせて見出し文字が徐々に浮かび上がり、柔らかくにじんで消えるような演出。
これは単にCSSアニメーションだけでなく、「フィルター」「opacity」「blur」 などを組み合わせて繊細にコントロールする必要があります。
この記事では、CSSのみで実装できる「スクロールでにじむ文字エフェクト」の基本から応用までを、実際のサンプルコード付きで解説します。
にじむ文字エフェクトの仕組み
この表現は、CSSのfilter: blur() と opacity をスクロール連動で制御することで実現します。
視差効果（パララックス）やフェードアニメーションと同じく、「見えてくる瞬間」をいかに自然に見せるか がポイントです。
- 初期状態では文字がぼやけて透明
- スクロール位置が一定に達したら、文字がくっきりと表示
- transitionで滑らかな変化を演出
基本コード：スクロールで文字がにじみ出る
See the Pen
Untitled by 小瀧賢 (@ekwwawpb-the-styleful)
on CodePen.
このコードでは、ユーザーがスクロールして文字がビューポート内に入ると、
ふわっとにじんでくっきりと表示される アニメーションが再生されます。
応用：複数行テキストを段階的ににじませる
See the Pen
Untitled by 小瀧賢 (@ekwwawpb-the-styleful)
on CodePen.
デザインへの応用アイデア
この「にじみエフェクト」は、単なる文字装飾に留まりません。 例えば以下のような場面で使うと、より効果的です。
- 写真上にキャッチコピーを表示するヒーローエリア
- スクロールでセクションタイトルが浮かぶコンテンツ構成
- ブランドロゴやサイト名の出現演出
背景画像やビデオと組み合わせることで、印象的で高級感のあるビジュアル演出に発展させられます。
まとめ
スクロールに合わせて文字が「にじむ」演出は、派手ではないものの、見た人の記憶に残る静かなインタラクションです。
CSSだけでも実装可能で、アニメーションの強弱や色味を調整すれば、Webサイト全体のトーンに合わせた表現ができます。
satokotadesignキャンペーン実施中！
