
こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
「AIの進化は目覚ましい」とよく言われますが、実際にWebデザインの現場でもその恩恵を感じることが増えてきました。
今では、アイデア出しから画像生成、コーディングの補助まで、AIがサポートしてくれる領域がどんどん広がっています!
この記事では、現役Webデザイナーが実際に使っているAIツール6選と、その具体的な使い方をご紹介します。
AIは「時短」のためだけでなく、より良いアウトプットを生み出すための“クリエイティブパートナー”になり得ますよ!
Webデザイナーが活用するAIツール6選
1. ChatGPT|ライティングと構成の相談役
AIといえばChatGPTというようにこの記事を読んでいる皆さんでしたら一度は聞いたことあるはず。
ChatGPTは、文章作成や構成案のたたき台づくりに非常に役立ちます。
- 「パン屋のホームページに使えるキャッチコピーを10個提案して」
- 「サービス紹介ページの構成を考えて」
- 「この文章をもっと親しみやすく書き直して」
というように、思考を整理したり、複数案を出したりする場面で活躍します。
2. Claude|情報整理と長文対応に強いAI
ChatGPTに加えて注目したいのが、Anthropic社が開発したClaude。
特に強いのは、長文データの要約や情報整理、指示に忠実な応答です。
- クライアントの要望メールを整理して「TODOリスト」にまとめてもらう
- 長めのヒアリング内容から、必要なページ構成を抽出」
- 複雑な仕様書や参考サイトの分析・比較
ChatGPTと使い分けることで、よりスムーズに作業が進みます。
3. Adobe Firefly|AIで画像素材のベースをつくる
Adobe Fireflyは、PhotoshopやIllustratorと連携できる画像生成AI。
「○○な背景画像」や「○○風イラスト」などを簡単に作れます。
生成した画像はラフ素材として使い、その後自分で編集して完成度を高めます。
4. Midjourney|ビジュアルイメージの方向性づくり
Midjourneyは、テキストからアートのような画像を生成するAI。
クライアントに「こういう雰囲気どうですか?」と伝えたいときのビジュアル提案に使います。
- 「ナチュラルで温かみのあるカフェ風デザイン」
- 「近未来感のあるテック企業のイメージ」
などの抽象的な雰囲気も、具体的に共有できます。
5. GitHub Copilot|コーディングの相棒
Visual Studio Codeなどに組み込んで使えるコード生成AI。
HTML/CSS/JavaScriptだけでなく、SassやReactの記述にも対応しており、コードの補完・改善提案・エラー修正を即座にしてくれます。
6. remove.bg|ワンクリックで背景除去
remove.bgは画像の背景をAIで一発除去できる超実用ツール。
バナー制作や、人物の切り抜き素材が必要なときに非常に重宝します。
AIを活用する具体的なシーン
- キャッチコピー・構成案の作成(ChatGPT / Claude)
- 参考イメージの提示(Midjourney / Firefly)
- ワイヤーフレーム・たたき台の構築(ChatGPT)
- コーディング中の補完やバグ修正(Copilot)
- 画像の加工(remove.bg / Photoshop+Firefly)
AIを使うときの3つの注意点
- AIの出力は必ず人間がチェック :文脈やトーンにズレがあることもあるので、納品物としてそのまま使わないよう注意。
- 著作権・商用利用のガイドラインを確認 :画像生成AIや文章生成AIには、利用規約があるので必ず確認しましょう。
- お客様ごとの“らしさ”を見失わない :AIに頼りすぎると画一的な表現になりがち。最終的な判断は人間の感性で!
まとめ|AIはアイデアと技術を加速させる存在
AIはWebデザイナーにとって“脅威”ではなく、“強力な味方”です。
ChatGPTやClaudeのような対話型AIは発想を整理し、MidjourneyやFireflyはビジュアルの可能性を広げ、Copilotは技術面を支えてくれます。
使い方次第で、あなたのクリエイティブを「もっと早く」「もっと深く」「もっと伝わるもの」にしてくれるでしょう。
今後もAIは進化し続けます。だからこそ、今のうちから「うまく使うスキル」を身につけておくのがおすすめです。