
こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
CSSのカスタムプロパティ(変数)を活用すると、スタイルの管理がぐっと楽になります。
例えば、ブランドカラーやフォントサイズを一元管理できるため、保守性が向上し、変更にも柔軟に対応できます。
本記事では、CSSカスタムプロパティの基本から、実践で役立つ便利な機能まで詳しく解説します!
CSSカスタムプロパティとは?
CSSカスタムプロパティとは、CSS内で変数のように値を定義し、繰り返し利用できる機能です。
変数を一箇所で管理することで、デザインの一貫性を保ちつつ、コードの修正を簡単に行うことができます。
基本的な記述方法
:root {
--main-color: #3498db;
--text-color: #333;
}
このように :root 内で -- から始まる変数を定義し、var(--変数名) で利用します。
h1 {
color: var(--main-color);
}
p {
color: var(--text-color);
}
これで、サイト全体の配色を一括管理できるようになります。
カスタムプロパティを使うメリット
1. 保守性の向上
例えば、サイトのメインカラーを変更する場合、カスタムプロパティを使っていれば --main-color を変更するだけで済みます。
:root {
--main-color: #e74c3c; /* 赤系に変更 */
}
これにより、複数のスタイルを個別に修正する手間が省けます。
2. ダークモードやテーマ変更が簡単
カスタムプロパティを利用すれば、簡単にダークモードを実装できます。
:root {
--bg-color: #ffffff;
--text-color: #000000;
}
.dark-mode {
--bg-color: #222;
--text-color: #fff;
}
body {
background-color: var(--bg-color);
color: var(--text-color);
}
ダークモードを有効にするには、body に .dark-mode クラスを追加するだけです。
3. JavaScriptと連携して動的に変更可能
カスタムプロパティは JavaScript で変更できます。
document.documentElement.style.setProperty('--main-color', '#ffcc00');
これにより、ユーザーの操作に応じてスタイルを動的に変更できます。
よく使うCSSカスタムプロパティの活用例
1. ボタンのスタイルを統一
:root {
--btn-bg: #007bff;
--btn-text: #fff;
--btn-padding: 10px 20px;
}
button {
background-color: var(--btn-bg);
color: var(--btn-text);
padding: var(--btn-padding);
border: none;
border-radius: 5px;
}
これでボタンのデザインを統一できます。
2. アニメーションの時間を変数で管理
:root {
--animation-duration: 0.5s;
}
.fade-in {
opacity: 0;
animation: fadeIn var(--animation-duration) ease-in-out forwards;
}
@keyframes fadeIn {
from { opacity: 0; }
to { opacity: 1; }
}
アニメーションの時間を一括で変更できます。
まとめ
CSSカスタムプロパティを活用すると、スタイルの管理が簡単になり、保守性が向上します。
特に、ブランドカラーやフォントサイズ、アニメーションの管理に役立ちます。
ぜひ、カスタムプロパティを活用して、効率的なCSS設計を実践してみてください!
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