
こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
ボタンをクリックするだけで、特定のテキストをクリップボードにコピーできたら便利ですよね。
問い合わせ先メールアドレス、クーポンコード、シェア用URLなど、ユーザーに手間をかけずに情報を提供したい場面は多々あります。
今回は、JavaScriptのnavigator.clipboard.writeText()を使って、簡単にクリップボードへコピーする実装方法をご紹介します。
対応ブラウザ、注意点、活用例も解説するので、コピペしてすぐに実装したい方にもおすすめです。
navigator.clipboard.writeText()とは?
navigator.clipboard.writeText() は、指定したテキストをユーザーのクリップボードにコピーするためのWeb APIです。
また、ユーザーの操作(クリックなど)に反応して動作する必要があります。
対応ブラウザ
- Chrome 66+
- Edge 79+
- Firefox 63+
- Safari 13.1+
基本のコピペコード
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Untitled by 小瀧賢 (@ekwwawpb-the-styleful)
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よくある失敗例
- HTTPページで使用している(HTTPS限定)
- ボタンのクリック以外で発火している(ユーザー操作が必須)
- iOS Safariで制限がある(要検証)
より実践的な活用例
動的に入力内容をコピー
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SNSシェア用のURLコピー
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注意:フォールバック対応が必要なケース
一部のブラウザや環境では、clipboard APIが使えない場合もあります。
そんなときは、従来のtextareaを使った方法をフォールバックとして用意しておくと安心です。
詳細は別記事「JavaScriptでクリップボードに対応するフォールバック実装方法」で解説しています。
まとめ:ユーザー体験を向上させる小さな工夫
- navigator.clipboard.writeText()を使えば、シンプルな操作でUXが向上
- HTTPS対応とユーザー操作トリガーを忘れずに
- 動的な値のコピーやURLシェアにも応用可能
ユーザーの「面倒」をひとつ解消することで、コンバージョンや再訪率がアップすることもあります。ぜひ、あなたのWebサイトにも実装してみてください。












