
こんにちは!静岡県浜松市でWEBデザイナーをしています小瀧です。
今回は、HTMLの基本的なタグである「sectionタグ」「articleタグ」「divタグ」の違いと、それぞれを適切に使い分ける方法について解説します。
Webデザインの仕事をしていると、よく「sectionタグを使うべきか、articleタグを使うべきか」「divタグはどう使えばいいの?」といった疑問を持つことがあります。
これらのタグは一見似ているようで、実は使い方や目的が微妙に異なります。
正しいタグを使うことで、SEO(検索エンジン最適化)やアクセシビリティの向上にも繋がります!
では、それぞれのタグが持つ役割と使い分けのポイントを詳しく見ていきましょう。
sectionタグとは?
sectionタグは、Webページの中で独立した意味を持つ「セクション」や「章」を表すために使用されます。
具体的には、あるテーマやトピックに関する内容が集約された部分を区切るために使います。
例えば、ニュース記事の各項目や、Webサイトの「サービス紹介」や「料金プラン」などの部分に使用されることが多いです。
sectionタグを使うことで、その部分が独立していることが明確になり、検索エンジンやユーザーにとって内容が理解しやすくなります。
HTMLコード例
<section>
<h2>サービス内容</h2>
<p>当社の提供するサービスについて詳しく説明します。</p>
</section>
articleタグとは?
articleタグは、独立したコンテンツ(記事や投稿)を示すために使用します。
これは、ページ全体の一部として、他のページにリンクできる内容を表すために使います。
特に、ニュースサイトやブログ記事、フォーラムの投稿などに適しています。
articleタグは、コンテンツがそのまま「一つの記事」として成り立っている場合に使用することが理想的です。
例えば、個々の記事がそれ自体で完結する場合、articleタグを使うことで、その記事が他のページでも独立して表示されることができます。
HTMLコード例
<article>
<h2>最新のニュース</h2>
<p>新しい製品がリリースされました。詳細は以下をご覧ください。</p>
</article>
divタグとは?
divタグは、意味を持たない汎用的なコンテナとして使用されます。
具体的な意味はなく、単にレイアウトやスタイリングの目的でグループ化をするために使います。
例えば、ページの特定の部分をスタイルを一括で適用したい場合や、JavaScriptで操作するためにHTML要素をグループ化する場合に便利です。
divタグは、意味を持たないため、アクセシビリティやSEOの観点から、意味のあるタグ(sectionやarticle)を使用する方が好まれます。
しかし、意味的に適切なタグがない場合は、divタグを使用して問題ありません。
HTMLコード例
<div class="container">
<div class="header">ヘッダー部分</div>
<div class="content">コンテンツ部分</div>
<div class="footer">フッター部分</div>
</div>
section、article、divタグの使い分けのポイント
それぞれのタグがどのように使われるべきか、以下にまとめました!
これを参考に、目的に応じたタグを選ぶことで、HTMLのセマンティクスを向上させ、SEOやアクセシビリティに貢献できます。
- sectionタグ:ページ内の独立したセクション(テーマごとの区切り)を示すときに使用。例:サービス紹介、料金プラン、会社情報。
- articleタグ:独立したコンテンツ(記事やブログ投稿など)を示すときに使用。例:ブログ記事、ニュースリリース、フォーラムの投稿。
- divタグ:レイアウトやスタイリングの目的でグループ化する際に使用。意味は持たないが、構造を整理するために使う。
まとめ
sectionタグ、articleタグ、divタグは、用途が異なる重要なHTMLタグです。
それぞれのタグを適切に使い分けることで、より意味のある構造を持つWebページを作成できます。
Webページのセマンティクスを正しく理解し、適切なタグを使うことは、SEOやアクセシビリティを高めるためにも重要です。
これらのタグを使いこなすことで、検索エンジンにも評価され、訪問者にとっても分かりやすいサイト作りができます。
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