こんにちは!WEBデザイナーのこたです。
皆さんはiPadを持っていますか?
僕は2021年の5月にM1チップ内蔵のiPadPro11インチを購入しました。
iPadってiPhoneの大きいやつでしょ?と思われている方も多いと思います。
実際僕もiPad(初代無印)を持っていましたが、動画視聴以外に使用したことがなく、そこまで必要とは思っていませんでした。
そんな僕がM1チップ内蔵のiPadPro11インチを購入した理由と約1年使用した感想をフリーランスのWEBデザイナー目線で書かせていただきます。
これからiPadを購入しようか考えている人や、こんな機能があったなんてと新たな発見があれば嬉しいです。
なぜiPadProを購入したのか
先ほども述べたのですが、無印の初代iPadを持っていたのですが、使用用途が動画視聴しかありませんでした。
しかし、それは初代だからOS的にできることがなかったということで、最新の機種であれば僕のやりたいことができるのではと考えました。
やりたかったこととは一言で言うとiPadでのWEBサイト制作になります。
iPadで仕事ができたら、外出先で気軽に作業ができたり、ソファにくつろぎながら作業ができたりと、気分を変えて仕事ができると思います。
iPadならPCほど荷物にならないので旅行などにも持ち運ぶことが可能です(PCは重たいですよね。。)
そもそもiPadでWEB制作ができるのか?そんな疑問もありましたが、実際にやってみないと分からないと思い意を決して購入しました。
iPadでWEB制作はできたのか?
結論を言うとiPadでのWEB制作は可能です
ただし、実用性には欠ける部分が多いと思いました。
まず、WEB制作をするにあたり必要なものは以下になります。
- デザインソフト
- テキストエディタ
- FTP
デザインソフト
iPadにはデザインソフトの代わりにデザインアプリがあります。
通常PCで作業するときはIllustratorやPhotoshop、XDなどを使用してデザインを作成を行うと思います。
ただ、上記のソフトはiPadにはありません。
なぜなら、OSが違うからです。
PCはMacOSでiPadはiOSになり、根本が違うためPCのデザインソフトは使用できません。
そこで代わりにあるのがアプリになります。
これはiPhoneと同じくAppleStoreから検索しダウンロードすることで使用ができます。
iPad用のIllustratorやPhotoshopのアプリがありましたので、早速使用してみました。
ちなみにAdobeアプリを使用するにはCreative Cloudプランの加入が必須になります。
機能が充実していないため、PCでやっていた操作ができないことの方が多いということがわかりました。
ただ、レイヤーを重ねての画像の加工や切り抜き作業など一般的な操作は可能なため、頑張ればiPadだけでもサイトに使う画像を作ることができると思います。
複雑な処理や3D加工などは今のところ難しいため、そこを重視したい人はPCで作業することをお勧めします。
テキストエディタ
WEB制作で最も必要なものはテキストエディタになります。
コーディングという作業で、HTML・CSSを使いWEBサイトを作成していきます。
iPadのアプリでテキストエディタを探していたのですが、思っていた以上にアプリがありました。
その中で個人的に気に入ったのが「LiquidLogic」というテキストエディタアプリになります。
ファイラーやFTPを搭載しているため、このアプリ1つで作成からアップ作業まで完結できる。
さらに、これだけの機能があるのに無料で使用できる。
HTML,CSS,JavaScript,PHPなどWEB制作で必要な言語は全て備わっているので、全く不便がありませんでした。
PCでの作業と比較すると劣る点はありますが、全然使えると思います。
また、FTPも搭載しているためアプリ1つで完結するのも素晴らしいと感じました。
無料でテキストエディタを探している人はぜひ使用してみてください。
iPadでWEB制作をするために必要な機材
iPadでWEB制作をすることは可能ということは分かりました。
次に必要な機材やあると便利なものを紹介します。
- iPad
- キーボード
- マウス
- Apple Pencil
iPad
今回の話はiPadでWF制作をすることなのでiPadは必須ですよね!
機種 | iPad Pro(11インチ/12.9インチ) | iPad Air(10.9インチ) |
値段(最小GB) | 94,800円(128GB)/129,800円(128GB) | 74,800円(64GB) |
カラーバリエーション | 2色 | 5色 |
画面サイズに関して
キーボード
コーディングをするにはキーボードが必須になります。
画面タッチでの入力も可能ですが、操作しづらいのでキーボードは用意した方が良いです。
持ち運びやすさと見た目を選ぶならApple純正のMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioがオススメです。
デザインは素晴らしいです。しかし、その分お値段がするため、そこまでお金をかけたくない人にはこちらをオススメします。
Magic Keyboardのようなキーボードとトラックパッドがついています。
操作性も良く、いまのところ不自由はありません。
物によっては不具合があるそうなので、当たり外れはありそうです。
ただ、値段が4,480円という圧倒的な安さかつ、デザインも悪くないため、これを選択肢に入れてもいいと思います。
Magic Keyboardが34,980円(税込)という価格にも驚きですね。。
iPadはマウスを使用しての操作も可能です。
ただ、マウスを持ち運んで作業するなら上記で紹介したようなキーボード、トラックパッド付きのケースをオススメします。
持ち運びの際にマウスや外部キーボードを持って出かけるのは荷物がかさばりスマートではないので、自宅で作業する際に使用するのがいいでしょう。
その場合はBluetooth接続できるマウスであれば何でも良いので、自分が操作しやすいマウスを選択しましょう。
Apple Pencil
最後にApple Pencilの紹介です。
こちらは必須ではありませんが、あると意外と便利だったので紹介します。
Apple Pencilって絵を書く人にしか必要ないでしょ!と思っていましたが、デザインをする際に意外と使用用途がありました。
例えばiPad版のPhotoshopなどで画像を配置したり、切り抜いたりする作業がApple Pencilがあることでスムーズに行うことができ、快適に作業ができました。
また、デザインだけでなく、会議などのメモやスケジュール管理などでもペンを使うことでさっと手書きで書けるのが便利でした。
iPadにメモをすることで紙やボールペンの消費を無くし節約になるのと、メモした内容を電子で保存することでいつでも見ることができるのも大きな利点になりました。
ただ、純正のApple Pencilもお値段が高い(約15,000円)ので、個人的には外部製品の安いペンシルをオススメします。
純正にこだわらなければ約3,000円くらいで買えるので、はじめの1本はこちらで良いと思います。
変えの芯も付属しているので長く使えますし、無くしてもまた買える値段なのも嬉しいです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はWEBデザイナーがiPadProを購入した理由についてご紹介いたしました。
不便はまだまだありますが、これからのOSやアプリのアップデートできっと操作がしやすくなると信じていますので、気長に待ちたいと思います。
個人的にはiPadProでもっと色んなこと(ゲーム、リモートワークなどなど)をやっていきたいと思っていますので、また、何かありましたらご紹介したいと思います。